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引き続き、仕事の覚え方について提案させていただきます。
「会社が粗末に扱えないほど有能な社員」についてお話しています。
前回、もう無くなったホテルで非常階段にアメニティワゴンを置いて通行を妨げていたこともあるよと申し上げました。

それではこの違法行為を積極的に正そうとする社員を会社が欲しがるでしょうか。
違法行為であることを踏まえつつ、見つかっても是正勧告を受けるまでは堂々と営業する会社はいくらでもあります。
どこの業界でもそうです。
鳥倉が代わりに言い訳するようなことでもありません。

多くの場合、「こんなことはよくありません」と告発するような絶対正義マンは、告発したことで役目を終えたと思っているフシがあります。
しかし、会社が違法な部分を改善するには相応のコストがかかります。
コスト以外にも影響を受ける業務もあるでしょう。
そんな面倒を新卒採用のドの付く新人が申し立てるようなことがあったら印象は最悪ではないでしょうか。

とはいえ違法は違法です。
何が良いとかどっちが悪いとか言うつもりはありませんが、こういった事情はどこの業界にも大なり小なりある訳で、その業界に数年在籍すると「こんなことでガタガタ言うな」というその業界なりの「正しい感覚」を身に着けて、うーん、これもまあ世間一般からすると悪しき業界体質な訳で何と申しましょうか。

正義の人が悪い訳では無いですし、違法な状態で営業する会社も100%悪いのです。
しかし誰の目から見ても完全に明らかな犯罪行為を行っているのでもない限り、新人はせめて1~2年はその会社なり業界なりに貢献して実績を作り、その後に改善策を提案していくのが筋というか誰にも文句の付けられないやり方だと思います。

前回から奥歯に物の挟まったような言い方をしてますが、ようするにそういった一言で説明しにくい空気感を読めるような「ほど良い倫理観」を持った人材が欲しいのです。

社員には完全な潔白を求めるけど会社の少々の不正は見逃せという言い方に見えるかも知れませんが、全くその通りです。
まあ、社会人になったらとりあえず一回ぐらいは全力で飼い犬のように従順になってみてください。
意外と難しいもんですよ。
仕事に就くならプライドは捨てた後、一回拾ってまた捨てるぐらいでちょうどいいんですよ。

続きます。